指揮/大野和士
チェロ/ゴーティエ・カプソン
大野和士 Kazushi ONO(音楽監督)
これまでにボストン響、ロンドン響、ロンドン・フィル、ゲヴァントハウス管、hr響(フランクフルト放送響)、パリ管、フランス放送フィル、スイス・ロマンド管、イスラエル・フィルなどを指揮。ミラノ・スカラ座、メトロポリタン歌劇場、英国ロイヤル・オペラなどに登場している。
2019、21年に自ら発案した国際プロジェクトで『トゥーランドット』『ニュルンベルクのマイスタージンガー』を指揮、ともに記念碑的な公演となり大きな話題を呼んだ。新国立劇場では、西村朗『紫苑物語』、藤倉大『アルマゲドンの夢』、渋谷慶一郎『スーパーエンジェル』を世界初演、また『ワルキューレ』『カルメン』『ペレアスとメリザンド』『ボリス・ゴドゥノフ』『ラ・ボエーム』『シモン・ボッカネグラ』『トリスタンとイゾルデ』と話題作を次々に手掛けた。2023年5月、作曲家マルティン・マタロンによる『メトロポリス』映画音楽コンサートでパリ管を指揮し、同作のフランス初演を成功へ導いた。
https://www.kazushiono.com/
ゴーティエ・カプソン Gautier CAPUÇON(チェロ)
世界トップクラスの指揮者や器楽奏者たちとソリストとして国際舞台を共にするほか、レーラ・アウエルバッハ、カロル・ベッファ、エステバン・ベンセクリ、ニコラ・カンポグランデ、チェン・チーガン、アンリ・デュティユー、ティエリー・エスケシュ、ブルーノ・マントヴァーニ、クシシュトフ・ペンデレツキ、イェルク・ヴィトマンといった現代作曲家たちともコラボレーションしている。
若い音楽家の教育とサポートにも深く関わっており、2022年1月には、若手音楽家のキャリアをサポートする目的でゴーティエ・カプソン財団を設立。フランスの42,000人以上の子どもたちにクラシック音楽を届ける「学校オーケストラ協会(Orchestre à l'École Association)」の熱心なサポーターでもある。
https://www.gautiercapucon.com/
photo ©James Bort_Warner